ピアノの発表会に行ってきました。
と思ったら、エレクトーンでした。ピアノの発表会なら、あちこちで見たことはありました。一人や数人でピアノやエレクトーンなどを使って演奏していました。
 今日は、エレクトーンが何台も並び、小さなオーケストラみたいでした。音はエレクトーンなので交響楽団みたいに さまざまな音を出すことができました。トランペット、金管楽器、グロッケンはもちろん、琴、ギロなどどんな音でも出せるようでした。ボリュームも大きかったので、迫力もあり、感激しながら聞いてきました。
 エレクトーンに感激しつつも、りょうた君のグループでは、ドラム、タンバリンは、生の演奏でした。子供たちには、ドラムのリズムが難しいから先生が弾いていたのか、何かエレクトーンとは違った効果を狙ったものなのかは分かりませんでしたが。その電子音と生の楽器音との共演がよかったなと思いました。
 反面、電子音と生の楽器音との違いが気になりました。
 今の音楽は、電子音があふれています。演奏テクニックが入らず、演奏者も要らない。電子音を操る一人とコンピュータがあればすばらしい演奏ができる。周波数のことを考えれば、電子音と生の楽器音のどちらも同じなのだろうけれど。
 なんとなく楽器という道具の存在が気になった時間でした。