冬の川探検隊

nanbo52004-02-10

 冬の川探検隊ということで、小川温泉から小川の河口までをバスで見学してきました。
 はじめに小川温泉に行って、水温を測ってきました。温泉の水温は、45℃、温泉宿前の用水の水温2℃、小川本流の水温1℃でした。
 次に、朝日小川ダムへ行きました。雪の結晶を観察しました。
 ゲームもしました。雪くっつけゲームでは、みきさん、あかねさん、かよさんチームが、40㎝で優勝しました。4年生の優勝チーム(ななさん、ななこさん、のぞみ君、しょうへ君)と決勝戦を行うと4年生チームが36㎝、5年生チームは30cmでした。もう少しでした。
 パイプ乗りゲームでは、5年生の優勝者のさゆりさんと4年生の優勝者のしょうへい君が戦い、しょうへい君が勝ちました。6年生の優勝者のたくま君と決勝戦を行ったらしょうへい君が勝ちました。学年を越えた競技は力が入りました。しょうへい君は、祝福され、新雪の中に投げ込まれ、雪まみれになってしまいました。
 その後、羽入の取水口を見学したり、高畠の自動消雪装置を見学したり、河口の内水面漁協で鮭の稚魚をみてきたりしました。ちなみに、河口では、水温4.7℃でした。地下水は10℃でした。川水の水温の変化と地下水の水温との違いも知ることができました。
 いい天気に恵まれた探検隊でした。私は、以前に学校横の用水をさかのぼってみたことがありますが、途中で用水がなくなり、不思議に思っていました。それが今日、その先がサイフォンによって小川の川底をくぐっているとは知りませんでした。
 サイフォンで有名なのが、十二間野用水の辰ノ口用水で、新川牧場に行く途中にあります。現場に行くと、低いところから水が登ってくるような不思議な感覚になります。機会があれば行って、上流から葉っぱを流してみると不思議さが増します。実感してほしいものです。
 子供たちの今日の感想を読むと、遊んだこと、見たことの感想も多かったです。けれども、いつの日にか、自分たちが生活に使っている小川の水が、実際にどのように利用されているのか、感動とともに実感できる日が来るといいなと思います。
 私にとっては本当に素晴らしい機会となりました。これも長崎さんと水博物館の王生(いくるみ)さんのおかげです。特に、水博物館の活動は、今後、期待のもてるものだと思います。ぜひ、活動を広げ多くの人々に水博物館のすばらしさを知ってほしいものです。