6年生を送る会

nanbo52004-03-08

 6年生を送る会が終了しました。6日(土)の午前中は、ほかの学年の発表練習に付き合い、照明や幕の開け閉め、会場整備、くす玉の設置などを行いました。
 午後、緊張のひと時でした。
 4年生が提案してくれたろうそくの照明は、こうた君とさゆりさんの担当だったのだが、さゆりさんは6年生との打ち合わせのため、急きょ、こうた君一人ですべてをつけることになりました。しかし、そこは練習の成果。てきぱきと付け回ることができました。
 そして、あおいさんとかよさんが、全校の前に立ち、挨拶することからスタートしました。堂々とした態度でスタートさせてくれました。6年生の入場では、はるえさんが、司会の言葉とタイミングよく映像を切り替えてくれました。
 あかねさんは、始まる前に「劇と劇の間は撮影しないでいいですか。」と聞いていました。今までの練習は撮りっぱなしだったのが、いざ本番に撮影しようとなったら、テープが2本で撮れるのかを考え、時間短縮を図ったのだろうと思います。
 りょうた君は、3年生のでんでん太鼓を小気味よく打ってくれたり、スピーカーの接続を正確にしてくれました。
 照明のしょうき君は、真剣なまなざしでステージを動き回る人にライトを当てていました。「話している人の顔に向けて当てるんだ。」と言っていたことを思い出しました。
 さゆりさんは、幕引きの反対側に行き、幕を開けたとき、引きずったようになるのをまっすぐにするだけの仕事にも取り組みました。6年生のところでは、次の動きを考えると、反対側にいけないと気にする場面もありました。できないことはしなくてもいいよとなぐさめましたが。
 くす玉割りが無事に終わると、みきさんは「今の割れないかと思った。」と勇んでやってきて話しました。私も一瞬、割れない、どうなる、と思ったのですが、次の引っぱりで、思いっきりよく割れ、中の紙吹雪や風船が鮮やかに6年生の上に降り注ぎました。みきさんには、苦労してくす玉のふたをくっつけていた甲斐があったようです。風船の数が足りなくなり、6年生みんなに当たらなかったことを悔やんでいました。
 6年生の退場では、はるえさんが予定通りのアナウンスをしていました。しかし、全体を見た内山先生や私の急な指示に対してもすぐ反応し、みんなに分かりやすいようにアナウンスしてくれていました。
 5年生のみんなが、いろいろな場面で下級生や上級生に対して小さな心配りをしてくれていました。自分で考えて活動する、そんな気遣い、心遣いをすることができたのではないでしょうか。
 また、椅子が足りないとすぐに運んでくれる人がいたり、終わりの片づけをてきぱきと手伝ってくれる人がいたりと、5年生が中心ではあったかもしれないけれど、その足場をみんなが固めてくれたからこそできたことだと思います。みんなに感謝。
 そういえば、子供たちの服装にも苦労された方々(明日まで作る、借用する、縫うなど)、本当にありがとうございました。